昭和50年10月22日 井上繁雄3年祭における教話
おかげ頂きました。今日は、先ほど、あの井上さんが、お供え物をもってみえた時に、いなが、稲垣さんがみえとったが一緒にみえたんですか、親子でみえられた。というのは、あの宮崎の妹さんが、あの喘息か何かで大変難儀をしておられるようで、合楽のお神酒様を持って、宮崎まで行きたいと言われ泣いてみえた。そのことを私は、それはいいですね、というて神様にお届けさせて頂きましたら、頂くのがあの、(さんずい偏)に去るという字を頂きました。法則の法になるでしょ。法律の法という字ね。さんずい偏に去るという字、だからあの、その( )さんのためにお神酒をたったこれだけのお神酒をわざわざ持ってでもいこうというその思いでね、思いで祈ればね、さんずいということは自然ということ。自然にこの苦しみは去るということ。そ、そういうね、信心の世界だけではないでしょうけども、そういう真心といったようなものがそういう風に、その病むにやまれん思いが湧いてくるときに、それが病気ならば治る、問題ならば解決するといったようなそういう働きが起こる法則というものがある、法があるんだということです。ですからいかに私共が、あの神様へ向けて御霊様へ向けて、その病むに病まれんという思いが必要であるか、そして実はこんなにもとも思うけれども、その思い溢れたつが宮崎へ帰り久留米へ帰り、そしておかげ頂くというのですから、これはもう信心させて頂く者の、これはいつも心がけさせて頂かなきゃならんことだと思うですね。
んー今日の御霊様のお祭り神様へお礼を申させて頂いておりましたら、塀がずーっとあってですね、その塀に、あのツタのかつらがいっぱいあって、もうそれがあの実に見事に一つの風情をなしておるという感じですね。これはあの、一つのならアメリカの( )つれあいの、日本とアメリカという、なんか一つの、ここになんかがあるはずですね。塀の方になんか地球のようなものが。けれどもあの信心のおかげ。あのかつら、かつらということは、桂先生いわゆる、九州の信心、いわば合楽の信心ということになりましょう、桂松平先生の桂といわれる、その、そのかつらがいっぱいはっておるということが、その塀の一つの風格と風情をつくっておるという感じが。神様の本当にこうやって縁を頂いておるからおかげで、あのこの塀が、あの何ていうですかね、塀というか溝というか、何かがあるけれども、それも一つの風情になって、素晴らしい、例えば今日のお祭りの雰囲気をかもしたということではないでしょうか。
御霊様の前で御霊様のお願いをさせて頂いておりましたらね、もうそれこそ難儀がいっぱいもう、こうはりきってというかね、はりきっておるという、これに針をちょっとあてるとか、みぞをちょっとあてたら、ぱあっと今から何かが産まれてくるだろといったような感じがした。御霊のお祭りというのは、そういうものだ。三年、五年とか式年というときには、御霊様が、いうならばよりおかげを頂かれるためにね、いうならこの窮屈な世界におられるならば、もっとましな世界に飛び出て頂くための働きが、もう内外ともにあってる。それを遺族のものが、後に残ったものが、ほいっとこう思いをあけるだけで、今日のお祭りは、だからちょっとその思いを開けたということで、中から、窮屈な例えば世界におった御霊が、よりま少し自由な世界に出られたという感じですね。
私はあの、いつものことですけれども、神様のご祈念、そして御霊様の前に立ち上がる時になんか異様な感じがうたれ、さあ今から、どんな御霊様か、がどげな状態じゃろうかというようなものが胸がわくわくする思いで、立ってここまでくる時にそげな思いでそんな思いがするんですけれどもね、信心にはやはりそういうものが必要です。
例えばなら、アメリカからさあ今度の帰国をまあ団体で、お帰りになったわけでしょうけれども、心の中には九州の方へ行ったらば、お墓参りと、この三年のお祭りをという、その思いがね、やはり今日の宮崎さんのことを頂いたように、その、宮崎までわざわざお神酒をもっていかんでもね、そのその思いで、祈るということ。アメリカからそれこそ海を越えて、えー大変な言うならば、修行である、時間をつぶして、そして、ならここで内地に帰らせて頂いての一番の願いや思いは、恐らくは今日のお祭りにあっただろう、お墓参りさせてもらうということであっただろう。そういう思いがね、あの、今日の、いうならば思い、同時にみなさんの信心がかつらの塀のかかっておる一つの風情をつくって、あのおかげを頂いたという感じがいたしますね。どうぞあの、神様に私が頂いたこと、御霊様の前で頂いたこと、それから稲垣さんの、今日のことから世の中には、おかげになるとかならないとか、幸せになるとかならないとかというが、そのなるにはなる道がある。だからこうしてこうすれば幸せになるという法則がある。ね、だからその法則に今日はのっとって、従ってこのお祭りができたというがいえますね、どうぞ。
池尻 てるか